過去への渇望

スクリーンショット

<基本情報>

ジャンル:世界観・独特

キーワード:近未来・???

<あらすじ>

※ダウンロードページより

「23XX年、伽耶の手記より」

――自分の知らないこと、未踏の土地、異国の文化、異なる思想。
なんでも努力とお金で解決できると決め付けてしまったのだ。
知れば知るほど後悔することが、世の中には溢れているともわからずに。
私たちの身に起きた真実を知って欲しい。
私は狂っていないのだということを知って欲しい。

この文章は、遺書と呼ぶには、とても……。

<レビュー>

総合評価: 評価ロゴ

ストーリー:A 絵・演出・BGM:C
・短めで地味なテイストだが、メッセージ性は強い
・途中で薄々ネタに気づいたが、それでもラストは何とも言えない怖さがあった。
・立ち絵なし、イベCGもないに等しい
・背景は雰囲気にあっている

〜失われたもの〜

この作品、短いんですが久々にガツンと殴られたような、そんなシナリオの強さを感じたいい作品でした。

あらすじにある通り、近未来が舞台で、すべてが効率化されているような時代です。そんな中仲の良い女の子二人組が、都市伝説の調査に乗り出すわけです。そして・・・

短いのでこれくらいにしますが、まさにきらりと光るものを持っている作品ですね。ラストは「はーうまいなー」と思ってしまいました。考えさせてくれるメッセージ性もあったり、また作品全体の暗い雰囲気も、この何とも言えない恐怖感にあっていて良かったです。

短いのでサクッと読めますが、意外に中身は濃いです。あらすじに惹かれるものがあればぜひ!