こんな物語

スクリーンショット

<基本情報>

ジャンル:感動・人間模様

キーワード:兄弟

<あらすじ>

※ダウンロードページより

あの日俺は全てを失った
一人で生きて行かなければならなくなった
全てを捨て孤独と共に

手には一つの古びたバッグ
中には大切な宝物
そして一枚の手紙

いつか届くと信じて
俺はその日まで
歩いていく

<レビュー>

総合評価: 評価ロゴ

ストーリー:S 絵・演出・BGM:A
・前後半とうまく分けられた構成
・前半の謎がしっかり後半で回収される
・最後までどうして「こんな」結末に…と思ってしまう(いい意味で)
・立ち絵は表情豊か。イベントCGも十分
・背景を使ったうまい演出
・なんと歌付き(ただしうまいとは限らない)

〜「こんな物語」…こんなタイトルに脱帽〜

いや〜これもいいお話でしたね〜懐かしいです。昔の作品ですが、面白さに古いも何もないですよね。

物語は大きく二つに分けることができます。前半は主人公の宏和と理奈の生活、後半はとある出来事のあとで理奈の視点になってます。この見せ方も一つポイントで、うまいなぁと思ってしまいました。

さて主人公の宏和は過去になにやら大切なものを壊してしまったようで、それを引きずって生きる放浪の身でした。そんな宏和が力尽きてしまった時に理奈が助けたのをきっかけに、二人の生活が始まります。正直宏和の性格が良くて、幸せそうで、こっちまで嬉しくなるような幸せな安定した日常がそこにはあったわけです。あの出来事までは…

後半は前半に出てきた謎が、次々に回収されていきます。あの時に何気なくやった行為まで、最後の最後でうまく生きてきています。この辺の見せ方も素晴らしいの一言です。でも結局は、やっぱり宏和は「いいやつ」でそれがさらにやるせなくて… ラストには何とも言えない気持ちになると思います。何とかならなかったのか…どこか一つでもかみ合っていれば結末は違ったのに、結局「こんな物語(の結末)」なのかと思ってしまいますよね〜それだけよくできているんだと思います。

絵はそこそこですが、表情豊かで頑張っています。イベントCGも同じくですが、使い方が効果的ですね…感動しました…演出は普通ですが、BGMはいいです。なんと歌まであり。ただし最後の歌は微妙(笑)

話の展開や構成、伏線回収までうまいな〜と思わされた佳作です。是非一度「こんな物語」を読んでみてください。