フラテルニテ

＜基本情報＞

ゲーム名：フラテルニテ
ブランド名：CLOCKUP 様
発売日：2014年7月25日
ハード：Windows
企画・原案：はましま薫夫
監督：阿久津亮
エンディング：それぞれのヒロインエンドと、TRUEエンドなど
プレイ時間（目安）：15時間ほど

キーワード：洗脳・異常環境・グロ

＜あらすじ＞

※公式ページより

強姦された少女は救いを求め、家族とともに新しい街に引っ越す。姉のために移住した町でとある少女に出会い、仄かな恋の予感を覚えた少年は、怪しげな団体に所属する彼女らを救いたいと思う。
残酷な現実からの救いを求める少女たちと、そんな彼女たちを救いたいと願う人々。
同じ救いを目指しながら、両者の思いはすれ違い、交わることなく…

救済という名の悲劇を生んでいく

＜レビュー＞

総合評価: 70点

物語ジャンル	感動	鬱/残酷	死生観	trueEND	萌え
物語ジャンル	恋愛	SF	学園/部活	仲間/絆	戦い/争い

話評価：68点
同じCLOCKUPさんが出したeuphoriaがあの感じでしたので、こちらもすごい展開が待っているのかも！？と期待してプレイしたのですが、残念ながらそうでもありませんでした…今作ではねじ曲がった狂気の状況がこれでもかとたたみかけてきて、その狂った世界観はあいかわらずすごいです。「救い」をもとめ、洗脳されていき、墜ちていく…その過程はじっくりねっとり表されています。ただしそれだけですね…言い方はあれですが、異常な状況下での抜きゲーのような、そんな印象を受けました。各ヒロインのエンドは絶望的な終わり方のものも多く、残酷でしたね…トゥルールートもあるのですが、特に驚くわけでもなく、淡々と続いていくだけでした。また全体的なシナリオボリュームも少なめですね。シナリオを期待するような作品ではないと思います。
絵：12/20
絵に関しては、背景はぼやかされていますし枚数も少なめ。CGはエロく書かれていますが、私にはあまり合いませんでした。
キャラ：9/10
キャラはそこそこ豊富で、一見普通なのに性癖は変わっているなど個性豊かでした（笑）
BGM&歌：7/10
BGMに関しては特にないですかね。
演出&システム：6/10
演出やシステムも最低限でした。

～感想～

ほとんど洗脳された集団が性に溺れ、それだけでなく「救い」を求め旅立っていく・・・すごい作品・・・こんなの誰が作るんだという感じ・・・
前述のとおりシナリオが特にいいわけではないですが、（何度でも言いますが）この狂いまくった世界観はなかなか他では体験できないでしょう。人によっては不快に思うかもしれないレベルですので、このような作品が大丈夫な方はプレイしてみてください。自分はHシーンはスキップしてたら終わってしまいました…

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